赤ちゃんも 社会生活を営む 人間に 近づけたいなら やはり 訓練が必要です。
一日の生活リズムは もちろんですが 思うように ならないことも まなんでもらわなくては なりません。
もちろん まだ物心のつかない 小さいうちは 気をそらすとかで まわりが 調整しますが、1歳も過ぎて だんだん 意思が出てきて 要求も 出せるようになってくれば 気くばりが必要です。
押さえつけるのではなく うまく そういうものだと思ってもらえる方向に
持っていく必要があります。
先日、 小さい子を 連れて居酒屋に 行くことの 善し悪しが ネットで いろいろ言われていました。
うちでは もちろん 行きませんでした。
親が 大体 アルコールを飲まない家庭なので 、必要もないですが
たとえば、ラーメン屋さんや焼肉屋さんなども 大きくなる5歳過ぎくらいは 我慢しました。
そんなところで 子供に 危ないとか 触っちゃダメとか 騒ぎを繰り広げる必要は 無いと思うからです。
その、何年か 我慢しても差しさわりはないと思います。
別に 外食を 全面的に しないということではなく 大人と一緒に きちんと 食べられるひとで あれば いいわけです。
上の子は 1歳過ぎでも おとなしく過ごせる子だったので 二人で ホテルで ランチもできましたし、同窓会とかにも 連れていけました。
下の子の時は 二人になっていたわけで 4つはなれた 上の子もいましたし
お子様仕様のお出かけをしていました。
ですが、二人とも 1歳前から 飛行機で ハワイなどへ連れて行っても 平気でした。
機内で 泣くこともありませんでした。
よく、 カフェなどで ぐずっている子供を見かけますが 携帯渡す位で 本人の気をそらす、おもちゃを持っていないかたがほとんどなので いつもおどろきます。
静かにさせておくには それなりの準備が必要なのです。
本当に小さいころは お出かけは 本人が 楽しめないので 用事のあるときだけがいいと思います。
ねんねのころから 居酒屋とかへ行く方もいますが 私なら 避けます。
せっかく、発達している脳に いい影響があるとは 思えませんし。
お座りできるようになったら 楽しめるところに 出かけても大丈夫ですが
着替えや おもちゃなども持ち 軽く食べられる食べ物もあった方がいいですね。
何しろ、何か トラブルがあったときに さっと 解消してやる癖をつければ いつまでも ぐずぐずいいませんというか 言わせないようにする癖を こちらで つけるということです。
ふだんから 好きそうな おもちゃを お気に入りにしておいて それを使います。 落とすと大変ですけどね。
うえの子は ヌークのおしゃぶりが好きでしたので 箱で買っていました。
下の子は タオルに泣き伏す癖があったので タオルを あてがいました。
ぬいぐるみでもいいし お金をかけなくてもふつうのもので お気に入りをさがしておくと便利です。
食べるものも 離乳中なら 瓶のものを持てばよいし、飲み物は 水にしておけば 国内は およそ大丈夫です。
でも、ペットボトルから直接飲む癖は あまりよくないので トレーニングカップや水筒がいいと思います。
ペットボトルから飲めると 飲んではいけないものも 勝手に飲んでしまう 事故もありますし、私は 面倒でも 水筒を利用していました。
食べ物も シンプルに トーストした何もついていない薄切りパンとかなら あまり悪くならずに 持ち歩けます。
おもちゃも 本人が 集中しそうな ひもとおしとか ボタンはめのものとかさせておくと 静かにやるようです。
絵本を読むようになったら 福音館のこどものとものような 薄いものを 何冊か持ち歩いてもよいですし、お絵かき道具も いいし、
どこかの室内に ながくいるようで 場所があるところでしたら 爪楊枝を 塩の入れ物の穴から いれさせて 終わったら またさせるのも 好きだし、
何種類かの生の豆をまぜて 器に分けてもらうのなども
けっこう間が持ちます。
だいじなのは 家で 遊んでいるときに 大人が 邪魔しないで できるだけ 本人が 熱心にしていることを させておくことです。
意外と小さいころは 夢中でやるものですから 危なくないことでしたら 注意をきちんとはらいながら させておくのが良いようです。
めんどうですが おとなが そばで ちゃんと見ておかなければなりませんが
無理に相手をしなくても 一人で 満足しているときは それを見守ります。
そうして 一人で あそぶくせをつければ どこでも それを使えます。
本人をよく観察して 一人がいい時は ひとりで、遊んでほしいときは よいじかんなら、 相手をしてあげます。
寝る時間だったり、おふろや、ご飯とかだったら きちんときりかえるのは もちろんです。 メリハリをつけるのは だいじですね。
食事中は 食卓について 終るまで 離れない癖も大事。
ふだんからふらふらすると そのまま ふらふらします。
きちんとしておけば 外食でも同じこと、そして お友達が ふらふらしても うちでは 許さないという態度で 望みます。
ここは 座っていなければならないところと 言って聞かせます。
だめなら 帰りましょうとします。
家の中で きちんと ルールをきめて どこでも 崩さないのが 一番のルールです。
周りがどうとか おばあちゃんが おっしゃても、お友達に言われても 今だけなどということはありません。
レストランの食事がしたければ そこに 合うように 育ててしまうこと。
映画館などでも同じ、音楽会などでもそうです。
子供だから 許されるなどということは 大人と混じるところではないですね。
それが できないのなら 混じる場に連れていくと 親も子もしかり叱られそれをみ聞きする周りも迷惑します。
こころして 家の中でも レストラン仕様と 癖をつければ うまくいきます。
先日も クルーズ船の夜のディナーテーブルに きちんとついていた 5歳くらいの坊やと 小学生のお嬢さんがいました。
できないことではありません。
そして、本人もきちんとできることに カッコよさや 気分の良さを 感じるように ほめてあげましょう。
大げさにし過ぎず、 ちゃんとできるから助かるわくらい言ってあげても 充分と思います。
水族館や 展覧会 お店など 子供の 触りたがるものがあって でも 触ってほしくないものが たくさんあるところに 行ったときは ぜひ、
王子と、王女のご視察 にしてください。
私が 勝手に名付けていますが 何かそういうものに 近づいたときは 体の後ろで、本人の両手をつないでもらいます。
ちょっと、偉い人みたいな 感じですね。
”はい 後ろでおてて つなぎましょう”とうながして やれば 触ることができないでしょう。気を付けて 離れないように見ておく必要がありますが これも 癖になります。
小さいころから そいうものとおもわせて 良い癖をつけておくと 大人になってから 苦労することも少ないので 努力のかいはありますよ。
知り合いの幼稚園児のお母さんは 電車に乗ると
”ママ すわるわね あなたは男の子だから 立ってね、私女だからね”と
レディーファーストを 仕込んでいて 本人も
”僕は 男だから立つ”といっていました。
性差別とかおっしゃる方も いるかもしれませんが 海外では レディーファーストは 一般的ですから。
着けて悪い癖とは思えません。うちの子は すぐ寝てしまうので ざんねんながら
電車で立ってもらえませんでしたけれど。
夏休の楽しいお出かけ おとなが よく準備して 子供とともにストレスなく 楽しく過ごせますように。
なんでも 訓練は大事です。






