ミンミンゼミもアブラゼミもツクツクボウシも大賑わいの暑い夏休みです。
最近の子育てをしていないので 夏休の子供たちはどうしているのか 外で遊んでいる子は あまりいないし、 共稼ぎ家庭だと お留守番や 学童保育や塾なのでしょうか。
最近の子供は とにかく 忙しいらしい。
まあ、おとなが 家にいられない家庭では 一人で置いておけないというのもありますから 仕方の無いこともあるとは思います。
ですが、小さいうちから 夜寝る時間も遅く へとへとに なる子もいるようです。
わたしが かかっている 鍼灸の治療院に 小学校低学年の 子供が 親ごさんに 連れられてきて 肩こりの 治療をするそうです。
問診すると 本人曰く 学校での人間関係に 疲れているとか何とかで 治療中は ぐっすり 寝てしまうとか。
管理職になやむ おじさまのようです。
一昔前は 子供は あそびまわって 遊びつかれて 夜眠くなったものですが
最近は 大人のように ストレス疲れしているらしいです。
バスの中で 見かけた 小学校4年生くらいの お嬢さんは 進路で
大変らしく、”もう受験勉強がつかれたから 私立で そのまま 上がれるところが良いって ママに行ってるのよ”と友達と 会話。
友達も ”そうだよね~”とコントのようですが笑えない話。
それで 子供のエネルギーと 親の経済を そそぎこんだ 受験勉強の塾は これ以上ないくらいの賭け事ですよね。
志望校に受かるという 保証はないのですから。
健康も精神も燃え尽きる子供もいるでしょうし、親子とも
最終的に はいれた 大学では 勉強はせずに うまく単位を取ればいいという
まったく 本末転倒なことになっています。
そんなことで 私のおすすめの お稽古事には 受験に関係するものはありません。
ですので 受験戦争に 親子ともども突入したいご家庭は 参考にならないので ご了承を。
うちでは ちゃんとした自立した大人に なることは もちろんですが 男子は 良い夫、女子は 良い妻、言い方を新しくすれば 良いパートナーになってくれることも 大事と思っていました。
別に 単純に ペアで 仲よくできるものが良いなというだけですけどね。
あとは 生き残るのに 必要な 技術を重視。
ということで まず 男女ともベビーちゃんの時から スイミングは必須です。
小さくて 扱いやすい6か月から通ていました。
もちろん 親子スイミングなので 大人が一緒に参加して 習います。
一緒なので こわがっても うまく あやせますし、 3歳で ベビースイミングを卒業するころには 結構泳げて そのあと 小学校のプールでも 苦労がありません。
昭和生まれの私は まだ スイミングクラスなどポピュラーでなかったので 小学校のプールで かお付けしたりもぐったりするのに とても 苦労しました。
結局、ベビースイミングで おやも 水泳を習うことができて一挙両得でした。
スポーツ系では テニスが一押し。
将来彼女とできるでしょう、サッカーや野球は 女の子はできなくはないけどあまりしないですし、今は はやりませんが スキーやスケートも いっていました。
特に、スキーは WMCAの スキーキャンプなどで 親と離れて 学校も違うともだちと 出会える場として 有意義なものです。
スケートはフィギュアのはずが 結局男女とも アイスホッケーに行ってしまって、ここは 計算違い 。でも スケート技術は高めです。
音楽も ぜひしておくといいですよね 、よほどの才能がある子なら 声楽とかもありますが やはり 一般的には ピアノでしょう。
ピアノは 家で 練習させなくてはならないので 親も大変ですが きっちり楽譜が読めるようになるので のちに ほかの楽器に移るときに 楽です。
音程を 安定させるのには 5歳前に ソルフェージュのような聞き取りのクラスが いいのですが なかなか それだけというものは 無いので ピアノの時に 調音などをしてもらっておくと 身につきます。
そのためには 早く始めなければならないですが ピアノは 早ければ3歳くらいから できます。
でも 其の場合ヤマハなどの グループレッスンではなく 個人で 見てもらった方がいいです。
子供によって進みが いろいろなので 一人一人に合わせられる方がいいと思います。
女の子だけでなく男の子も ぜひ、楽器は できると 生涯の友達になってくれます。
イギリスの パブリックスクールなどでは 最低でも一人二つの楽器をこなせることが よしとされるそうです。
都合、イギリスの階層の高い方たちや政治家などは きっとできるのでしょうね。
大人でも勿論 始められますが 楽譜を覚えるのが とても大変らしいので 早めが いいでしょうね。
そのほかダンス系のお稽古もありますが 成長過程で 役に立ちそうなのは バレエでしょうか。
これも女子が 多いし 好みもありますが きちんとした 姿勢などをきたえるのには いいお稽古です。
いわゆる ヒップホップ系などは 楽しくても 趣味の域な感じが ぬぐえません。社交ダンスなども 海外では 小さいころから 親しんでいるようですが 日本ではまだ すくないですね。
日本舞踊は 着物の着方などを習得するのには いいかもしれませんが 洋風の生活になっているので ちょっと 日常感から 離れますが
身のこなしは 体幹を鍛えてよいようです。
うちの場合は ピアノ以降は 本人たちの好みで 小さいころは させませんでした。のちに高校で 上の男の子は 社交ダンス系に 行って今も続けています。
最近は 女子が 男子に混じってしまっているらしい ボーイスカウトも だいじな お稽古事の1種でした。
依然は 男子はボーイスカウト、女子は ガールスカウトと 活動が分かれていて 良かったのですが なぜか 混ざってしまって。
男子女子混ぜると 学校の共学の雰囲気になってしまって 中途はんぱな 活動になります。平等といっても 混ぜないほうが 男子は男子の世界で ワイルドに やっていたのが よかったとおもいますね。
うちの子供が参加していたころは たまたま、小さいころからスカウトで たたきあげてきた 大きい青年たちが 面倒を みてくれる団だったので それはそれは ワイルドで キャンプなども例えば 土砂降りのなかで かまどつくって 火をおこして 炊いたご飯を予定通りに わざわざチャーハンにして食べるとか、登山もキャンプ道具しょって 山3つくらい縦走とか 普段の訓練でも 羽田空港から吉祥寺まで 夜通しかけて 歩くとか 等々、親には考えられないような プログラムのあるところでした。
のちに 学校登山とか”楽勝”と いっていましたね。
ボーイスカウトは イギリスのベーデンパウエル卿が始めた活動で 世界中に 広がっています。キャンプを中心にした 野外活動が 多いのですが ”備えよつねに”の 標語もとに 役に立つことも 習えて鍛えられる 組織です。
日本では 親が変わりあって リーダーをしているところが ほとんどで、あまり 活発ではないようですが 、もしよい団があれば 役に立ちます。
学校外の 違った年齢のこどもと 一緒に活動できますから、子供の居場所も一つ増えます。
学校は 勉強を 習うところというのが 私たちの考えで クラブ活動も したければ いいかもしれないけど 結局、学校の仲間と一緒なので できれば ほかの活動もさせたいと思います。
今時の 子供は携帯電話などでも縛られるように つながって 世界が 狭いのではないでしょうか。
狭い世界で ゆきばが 無い羽目になったら それこそ まいにちが つまらなく 学校に 行きたくなくなったり してしまいそうです。
いろんなところで いろんな人と出会える ことで 視野も広がるでしょう。
お稽古事は いろいろな 目的をもって 始めますが おともだちが いくから うちもはじめるというのだけは 絶対避けてください。
たまたま 一緒になってしまったら 仕方はありませんが いまの 子供の 関係を見ていると いきばは 多いほうに 越したことは ありません。
ただ子供の生活を 忙しくしてしまうだけなのではなく
大人が 賢くかんがえて ぜひ よい 稽古事をえらんで 子供の才能の芽を
そだてることが できるように したいですね。
机の上の勉強以外のものでも 人生の上で 色どりにもなり、また サバイバルな技術にもなるのです。
できることは 多いに越したことはないと思います。
そうそう、うちは 留学を目指してましたので 英会話も週1回だけ いっていました。ほんとに 会話の楽しいクラスでしたけれど、耳は鍛えられます。
のちに留学をと お考えでしたら 嫌にならない程度に 入れておくと
良いようです。




