結構前に スピルバーグが 作った”ジュマンジ”。
今はなき、ロビンウィリアムズなんかがでて、 けっこうな こわいおとぎばなしのような つくりの はらはらする映画でした。
あのボードゲームがほしいと思ったものです。
そのジュマンジが 今年、あらたにスクリーンに戻ってきましたので さっそく行ってきました。
今回のものは はっきりいって おどろおどろしい怖さに欠ける感じ。
今時風の安全な映画という感じですが、キャスティングは とても良くて 主人公のドウェイン・ジョンソン(ロックですね)やジャック・ブラックの演技が秀逸。
大人でもそこを楽しんでほしい。
今の子供向けの映画にありがちな ストーリーではありますが まあ、CGもほどよく ゲームの中の偽物感が出ています。
何しろ、舞台自体が バーチャルなゲームの中の世界という設定ですから、うそくさいCGがふさわしい。
そこまで考えて、作っているのか、それとも力不足化までは わかりませんが ILMでは なさそうなので このくらいなのかもしれません。
子供向けですが充分、大人もたのしめます。
ですが、結構、うがってみてほしいですね。
大掛かりな アクションやマーベル物よりも 繊細なキャラの表情や 感情表現、逡巡のうまさなどが 大人には楽しめます。
シナリオも はずかしくなるくらいまっとうな セリフが盛り込まれてますから
純真さを持って臨みましょう。
はすに構える方にはつまらないものとなります。
どうやらまだ続編へとつなげたいようですがストーリー展開が たいへんでしょうね。
いい加減なことでは B級落ちは免れ得ない。上手にあらたに面白く展開させてほしいです。
最近のドンパチの激しい映画には少し疲れ気味ですから
ちゃりんとリセットのできる映画もいいとおもいます。
ドウェインが こんなに芝居がうまいとは知らなんだ。
今後も注目します。