とうとう 大台に乗りまして おばちゃんというのも どうかとも思ったんですが
ばあさんでは ちょっと せつないので おばちゃんでいさせて もらっております。
昨日、フラメンコ協会などが 開く アニフェリアのイベントに行ってまいりました。私の通うスタジオっも 出場しておりましたので 応援にいったわけですが、
今年は 来年、2020人でおどるセビジャーナスの 前ふりで セビジャーナス大会のような イベントでしたが いやいや、それはどこのスタジオも凝りに凝った作品ばかりで とても見ごたえがありました。
うちの先輩たちも 本当に見事で 。
最近ますます、日本のフラメンコレベルアップしていると感じるのは 余りに身びいきでしょうか。
振り返りまして 自分のレッスン。
今年は アレグリアスと タラントスコンマントン の二つにしていたのですが
何しろ、タラントスとマントンともに初めて なので もうこの際と 1曲に絞って励んでおります。昨年からのジム通いで 鍛えておりますので、心なしかパソも多少は らくに打てるようになってきたように思いますし、腕も鍛えて マントンを 振り回せるように頑張っています。
マントンは かれこれ10年以上前に ツアー旅行で 言ったセビリアで 20分くらいの自由時間で 買い込んだもの、本場物ではあります。
ずっと 箱に詰められっぱなしで やっと出してもらえたマントン。
写真撮影で 一かいくらい出したけど あとは 何もつかわないできたので なかなか、心が通じないような気がしています。
バタデコーラの時も 自分の体につながるしっぽと考えるくらい一体化してと 先生に教えていただきましたが、今回は 生きているように振ったり回したりして 包み込まれるように 自分が 中にまかれるのと の ご指導。
これ、なかなか むずかしいんです。基本回しは 腕をたてや前のほうに円を描くように まわしたり、肩から腕を包み込んだり 手先を 見えないようにしたりと いろいろ抑えねばならないポイントがあります。
長い長いフリンジのついた シルクのマントンは 全体の大きさを二つ折りにして三角形にして 絹糸で 縫い留めたり、 しわ取りスプレーで フリンジをコーティングして からみつかないようにしたり、 前準備もかかります。
バスルームで 1本分くらいスプレーしても 回しが下手で くつの金具や スタジオのあちこちにひっかかります。
巻き付いてほしい時はよってこず、要らないときには しつこいんです。
ぐるぐるまきついて。
練習練習あるのみですが、 気に入っている紫がかった濃紺の マントン、私の気持ちを どうかうけとって 一緒に 美しく踊ってほしい。
なかなか、 上達しないレッスンのあと、
”家で 話し合ってみます”と 宣言してしまいました。
スペイン生まれの私のマントン、しまい込んで申し訳なかったと謝るから
ご機嫌治してくださ~い。
後、一年近くかけて 口説き落とそうとおもいます。