定年後の趣味や家族のレジャーのひとつに 農家などから土地を借りてする
家庭菜園があります。
自分の家の庭やベランダくらいでしたら、 ウサギ小屋の日本人家庭では そんなにたくさんの野菜ができて困ったりすることは あまりないでしょう。
でも 定年後の 男性の趣味の菜園や 本格的な農家に習う農の塾などではある程度の広さに多くの作物を作るので結構な 収穫があります。
自由にできる市民農園や区民農園にしても 農の塾にしても 苗ならともかく、種を袋でかって 撒きますと たくさんできてしまいます。
技術が伴う方ならともかく、だいたい 少量ずつずらしてつくるなどという 技はなかなかできないこと。
よって たくさんの野菜が キッチンに担ぎ込まれてきます。
我が家でもパートナーが 仕事を辞める10年くらい前からずっとつづけている 菜園。
おおいときには 2か所も借りていました。
はじめのころは子供も2人の4人家族でしたし、双方の実家に届けたり結構はけていたのですが、あれから 20年ほど。
実家は 亡くなってなくなり、子供は巣立ってしまい 2人家庭ですが 趣味の菜園は 続いております。
必然、大量の野菜を 食べなくてはなりません。
サラダでは 食べきれないので まず一日1回は スムージーは必ず飲んでいます。
とりあえず、料理も野菜だらけになりますが、種類が季節の旬のものしかできませんのでバラエティに富んだ種類で作ることではなくバラエティに富んだ調理法を かんがえます。
どちらのお宅でもお漬物とか冷凍とか工夫を凝らしておられると 思いますが
けっこう、変わった方法をひねり出しましたので ご提案したいと思います。
1 野菜のスムージー これは 半端な量ではなく たっぷり野菜を入れると 実際、便秘の解決とか血圧を下げることができたりもします。
コツは 果物を控えめに。水も最低、ミキサーが回るために入れるというくらい。
甘味には 砂糖などは使わず、市販の顆粒のビタミンcを 使っています。1本で 1200mgのビタミンcが入っていますので、一人1本で2本入れます。
そして味をしめるために酢(普通の食酢で十分です)をお好みで。
わたしは 大体大匙1杯程度入れます。
そして、とにかく洗った野菜をたくさん入れます。
回しながら、どんどん入れて行って、全体量が700ccぐらいになるまで 作ります。
それを二人でわけて 夕食時に飲んでいます。
使える野菜は
小松菜、ホウレンソウ、タアツァイ、青梗菜、はくさい、春菊、ニンジンの葉、青シソ、赤しそ、ブロッコリ、カリフラワー、レタス、サラダ菜、キュウリ(かなり大きくなってもつかえます)、など。
使えないもの
ルッコラ とても辛くなります
ダイコンや蕪の葉 これも辛みが強くなります、平気な方は別に使っても大丈夫
キャベツ たくさん使うとキャベツのにおいが強いです、平気でしたらつかえます
ネギ、タマネギなど 刺激すごいです
ナス 味が薄いので、むかない
後は ナッツ類を少し入れたりもできますし、牛乳やヨーグルト、豆乳を使うという友人もいましたが、色々入れると 野菜が入らなくなるので とにかく野菜を一番多く突っ込む感じで 作ります。
ベースのリンゴは 梨も おいしくできますが オレンジなどのかんきつでは あまり、野菜とあわないようです。
缶ジュースのリンゴも生のものが値段の高い時などはつかえます。
バナナなども使えるようですがもっさりしますので やはりリンゴか梨などがすっきりして美味しく飲めます。ついでにミントの生葉を二枝位入れるとより爽やかです。
一回にLサイズジップロックの袋に一杯入れた洗った野菜が半分くらい、普通に売っているホウレンソウなどの1束くらいははいります。
ミキサーはできるだけパワーの強いものを 。
うちでは クイジナートのコンパクトブレンダーを使っています。
歯や パッキンなども交換できますし、毎日作って5年以上は動いてくれます。
2 野菜入りポンデケージョ風
これは 市販のポンデケージョミックスに野菜を入れ込む料理です。
ふつうのレシピの記事に きざんだ 野菜を たっぷり混ぜ込んで よく捏ねて
5cmくらいの 大きさの円盤状に作って レシピ通りの時間、オーブンで180度25分くらい焼き上げます。
レシピだと パルメザンチーズの粉チーズを使いますが シュレッドチーズでもおいしくできます。唐辛子やコショウなどをいれると大人向けの味になります。
使う野菜は こんどは るっこらやパセリ、春菊、青シソなどの癖のあるものが逆においしくなります。
特に、古くなって黄ばんだり育ちすぎて 色が変わってしまったり、花が咲いて固くなってしまったようなものでも こまかくきざんで入れればおいしく食べられます。簡単で 子供のお昼などにもチーズが入って栄養もあるし、野菜がたっぷりとれるので おいしいと思います。
ポンデケージョミックスは アマゾンやデパ地下やちょっと高級な食材を置く店にあると思います。
この黄ばんだ 葉っぱですが、世の中では ビタミンがなく 栄養がないといわれていますが、セルロースは変わらないはずですから 食物繊維は取れるとおもいます。そういう意味でも大事に家庭菜園で 作った野菜なので 無農薬だし、捨てたくないときに是非何とか食べきれるといいなとおもいます。
うちでは 他に、豚ひき肉と合わせて餃子の具にしたりもします。
3 トマトのミント醤油
もうぜったい内緒にしたいくらいの お気に入り。
真夏にたくさんできてしまい 良く熟れた トマトの食べ方。ミニトマトでもおいしいです。
よくあらって 大きいものは一口位に適当に切る。
それを金属の容器に入れ 醤油とミントシロップを半々の分量で混ぜた液体をひたひた位に注いで 冷蔵庫で 一晩位おきます。爽やかでとてもおいしい。
モナンというブランドのミントシロップを使っています。
この感じで 醤油とピクルス用の酢などを混ぜてもおいしいですがミントの清涼感とよく合うので、ミントシロップが手にはいれば、おすすめです。
4きゅうりのエスニックシャーベット
かんたんに凍らせるので がちがちになりやすいですが、気になるようでしたら 寒天やゼリー液などを混ぜこむとカチカチにはなりにくいです。
巨大に育ってしまったきゅうりで美味しく作れます。
巨大で皮が硬ければ 皮をむいておろし器でおろします。
底に全体の三分の一くらいの分量の スイートチリソースを入れてよく混ぜて容器に入れて冷凍するだけです。
べたべた甘くないうえに ちょっと辛いので 子供向けではないですが大人のスイーツには エスニックで良い感じになります。
種がきになるなら きゅうりをおろすまえに、よけてしまいます。
5 ズッキーニのケーキ
こちらは よくお菓子の本にも乗っていますが そういうレシピで作るときに水分代わりにたっぷりおろして入れます。
レシピよりかなり多く入れても その分の水分を控えておけば大丈夫です。ズッキーニもあっという間に巨大化します。
きゅうりもズッキーニも たくさんできて色も変わるしすぐに大ききなってしまいがちですが、大きく育ったキュウリは メロンのように香りが高くジュース系でも―別途でもよい香りが します。
ナスはなかなか、お菓子などにはなりにくいですが 分量がおおければ 刻んで 餃子にも入れられますし、お菓子には無理でも調理は幅広いのでつかえますね。
ニンジンの葉は特に スムージーなどにして何か月か飲むと 血圧がさがって、高血圧の薬が減ったということが 家族にありました。
病院で月一の心筋梗塞後の 検診で 血圧が下がって 担当の先生が減らしてくれたそうです。
ニンジンの葉は捨てられることが多いですが ぜひ使ってほしいです。
せっかく丹精込めてつくった 野菜、知恵を絞ってつかいきって やりたいです。無農薬でつくるのは 必ずです。
これらのレシピはうちの無農薬の野菜で作っています。
市販の野菜では しっかり洗わないと心配かもしれないので そこは よくよく、注意して作ってくださいますように。







