今年も また この騒動が やってきました。
数年前から うちの狭い玄関回りの すみれに 集まる ツマグロヒョウモンの子供たち。
最初は 皆様と同じく とげとげに 黒と赤やオレンジの 衣裳の 不良むしと おもって いましたが さなぎが ラメ入りの クールなものと知り、 かえしてみれば ヒョウ柄の おしゃれな 蝶で おおと 感動し、
すみれ類が食草ということで 季節外れの売れ残りパンジーを買ってきたり
道端へ 野草狩りにいったり いろいろ世話をし始めてしまいました。
おどろおどろしい外見に そぐわない うすぼんやりした 幼虫なのは やはり 蝶だからでしょうか。
あの 目立つ体で 食べ終わった くきで ぼんやりしていて すずめやら カラの 類に さらわれるこもあり 保育所は大変です。
どの幼虫も 先のことを考えたりしませんから 食べたいだけ食べる!なくなったら 内内と歩き回る。
道路に出たり 踏まれそうなったり 誰かの 食事になったり 油断も隙もありません。
うまれた ところに 戻って 卵を産むそうなので 毎年 めでたく生まれるのは 生き延びているらとおもいますが 食料の 調達が大変で大変で。
大学の研究室にでもいって 蝶の栄養学やって 決まったもの以外で 足りる栄養を 知り、ほかの草でも 需要に合うものを見つけ それを 食べさせるためのなにか 化学物質を 見つけてみたいなどと 壮大に 考え始めてしまいます。
うまく 研究すれば 雑草を 食べさせる 生物除草ができていいと思うんですけど、 誰か 研究してくれないでしょうかね。
とても 環境に 優しい除草ができそうなんですが。
いぜん、 アゲハチョウの 保育所の時は 食草が 樹木の柑橘系だったので
あつめるのが 比較的 楽だし 保存も効きました。
ニンジンにつく方も パセリなどでも我慢して食べるように なるので 良かったのですが スミレ好きは難儀です。
最近は ほんとうに 野生のスミレはへっていて よその お宅の 玄関先などにあるものは 頂けないし、
あちらこちら ほんとうに ハンティングです。
蝶のこどもは おとなしいので 楽ですが いぜん、こどもが 小さかったころ
近所のはたけの 農家の方から おおきな 芋虫を 2ひきもらってきたことがありました。
虫かごに入れておいて 餌をとおもって 本人の気に入らない葉っぱをいれたら すごい勢いであばれて かたほうが もう一匹にかみつき かまれた方も もちろん のたくりますから まるで ミニチュアサイズの モスラ対モスラが くりひろげられ 特別夏休ロードショーの 迫力に みんな 怖くなったものです。
小学校では 5年生の 理科の時間に 全員が 蚕の幼虫を育てるのですが その時の 父母会の先生の 説明に ”おとなしくて 飼いやすいですから”と
お話があって 幼虫におとなしいとか乱暴とか あるのかしらと思いましたが
こどもが もらった ミニモスラは 確かに 乱暴でした。
結局 里芋が食草でしたが 1匹は育たず 残りのほうも 繭から孵りませんでした。餌が足りなかったのかもしれません。
良く、くちなしの葉につく 緑色の幼虫、ちょこっとしっぽのあるのは スカシバというやはり 蛾の子供で 虫かごでうまく育ち 孵りましたが その名のとおり 透明の羽に大きな毛深いボディで とぶおとも ぶぶぶぶぶと かなり恐ろし気で かごから出すのが 怖いような 蛾になります。
なにもわるさはしませんが こっちへ来ないで―という感じですね。
これも結構気が荒く 枝から取ろうとすると 抵抗して暴れます。
桃につく 蛾の幼虫も1回だけお目にかかりましたが これも えだが しなうほど暴れたりするので 結構こわいですね。
やはり 先生のおっしゃる通り 蚕の子供は おとなしいでした。
かいこは うまくすると 手から葉っぱを食べさせたりもできますので だんだん かわいさも増します。
虫好き少年の 息子は 50匹もらってきて 全員 育て上げました。
季節柄 お出かけも いつも持って歩き しおひ狩りにまでつれていって 浜辺で 餌を やったりしましたね。
冷蔵庫の野菜室は いつも お蚕様の 桑の葉で いっぱいでした。
ちょうど 近所の 農家のお庭にあった 桑の木を 1本キープできたので 養えましたが なかなかな 養蚕家な 生活です。
そして いま ツマグロヒョウモン季節保育園は 食事調達に 走る日々でございます。
こんなに大きくなったんだから 食べないで さなぎになったらといっても 聞いてはもらえず ぼーっとされると つい さがしに 行ってしまいます。
余談ですが この手の 幼虫類は 体温が 低いので 人間の体温で つままれると いやらしいです。
よく 子どもにアゲハなど 持たせていますが 下手すると やけどするくらいだそうですから できるだけ つままないで やってください。
わたしは 本人のすきな 葉っぱなどで 自分から のってくるように仕向けて 移動するようにしています。
こういう、幼虫は 嫌がる方が 多いですが よく見ていると 足がたくさんあるのに 枝から移るとき こけてみたり、食草にすぐ 食べる子と 慎重な子がいたり、せっかちな子や ボンヤリや個性があって
面白いのです。
つかまえて けむし!とかいもむし!と ポイされてしまいがちですが
育ててみると かわいくなります。
娘は 家にいたころは アゲハの子供とか 嫌っていましたが 大学生のころは 幼虫を 飼ったり、カマキリに ヨーグルト 強制的に たべてもらって 面倒見たりしていました。(虫がいない季節になってしまったので)
自分の 周りにも 生きているものが いて それぞれ 頑張っているのを はっけんすれば 環境にも 目が向いていくと思います。
毛虫も チャドクガなどや アメリカシロヒトリなどは かぶれて危ないので これは 気を付けましょう。
飼ってみるときには 種類を 確認したほうが安全です。