フィットネスライフに挑戦してみたら―固い体の解消法と思われることに行きついた

子供は体が柔らかいというのが普通ですが

小さいころから、体が硬いといわれ、じっさい、前屈などまったくといっていいほどまがらないひとでした。

実家の母にも

.”赤ちゃんのころから、かたかったわね。そのうえ、不器用で ベビー服の袖を通すのも大変な子だったわ”

といわれておりました。

フラメンコをはじめて、レッスンの前のストレッチを続けて、10年子供のころより柔らかくなって座って前屈すると床が近い!とよろこんでおりました。

ところが、ジムに通うようになって 毎日ダンス系プログラムやコンディショニングと呼ばれるものをこなし始めて1か月ちょっと。

体がより曲がるようになってきた気がするのです。

そこで、気づいたのは もしや、硬いのではなく

作動スイッチが入っていなかったのでは?ということです。

赤ちゃんの頃云々は自分の責任では、もちろんないですので、 仕方ないことです。でも その生まれたときに、比較的硬めの人は その後に早めに体操や 運動などで 筋肉を作動させて、動かす訓練が必要だったのではないかと思ったのです。

硬いからとか鈍いからといって、動かさないと筋肉が正しく動くスイッチが入らないのではないかと。

というのも、体が、柔らかくなったと、如実に感じるようになったのは 腹筋がだいぶついてきたなと思ったころからなのです。

つまり、腹筋の曲げ伸ばしが 体を前屈させる運動にもかかわるかさもなくば一緒に背筋も鍛えられて 背中がうまく曲げられるようになったということか、どちらかだとおもわれます。

良く、フラメンコのスタジオで先生がストレッチの際に 背中が丸くできないとまっすぐのばせませんよとか、あばら骨を自分で うごかせるようにねとか おっしゃるのですが、本当にそうで 自分の筋肉を自分の意志でコントロールすることが 重要だとおもいます。

いままで、 そんなところが動かせるとは思わなかったというような筋肉も実は トレーニングで動かせるようになるということです。

実に、生まれたころ硬かった自分は 親がもう少し、うまくスイッチが入るように指導してくれれば もう少し、子供のころ、体育や身体測定で 恥ずかしくなくてすんだのにと ちょっと、恨めしく思ってしまいます。

そして、体が硬くて、お悩みの方、ぜひ、 トレーニングしてみてください。

最近の研究ではいくつになっても筋肉のトレーニングはできるそうですし、筋肉はちゃんと、ついてもくれるようです。

別にマッチョな高齢者になる必要は ないですが、動けなくなったり、ロボットのようにぎくしゃく、してしまったり、せずに滑らかにきれいに、体を自分で 制御できると、生活の質も上がりそうです。

そして、子供たちがかたかったり、 不器用だと、心配な方は どちらにしてもてきした、トレーニングをさせてやってください。

体のほうは 遅咲きなこともあります。じっさい、うちの長男は 小学校のころたいそう、鈍い子でしたが、高校のときに、 留学先の海外の学校で、その国の全国国体のような大会で 走り幅跳びで 入賞したことがあります。

大学のころはラグビーから、スキーから、スノボ、スケート、インラインスケート(球技があまり好きでなかったよう)まで こなしていましたし、今は 社交ダンスにはまっています。

あの鈍かった00ちゃんがと、時々話題になります。

水泳くらいしか取り立てて、体育会系の稽古はさせていませんでしたが、ボーイスカウトなどで 活動したり、留学先では いろんなスポーツを自由にやったり、そとで 友人たちとわあわあ遊んだのが良かったようです。

手先の不器用さは イタリアのモンテッソーリの教育法に結構よいものがあります。うちはたまたま、モンテッソーリの子供の家という、幼稚園に入れることができて、上手にそだてて、もらえました。

長男長女のふたりとも、大人になって。不器用で困るということはありません。

パートナーはとても器用ですがわたしは、年季の入った不器用もの(赤ちゃんの頃からの)ですから、血筋としては あぶなかったのですが、クリアできています。

人間活きていくのになにがだいじというと、 健康とよく言われますが、次に来るのは その健康を作るからだとその体を 支えさせる器用さではないでしょうか。

生まれつきだからといって ほっておいて年月が 長くても あきらめずに手入れをすると人間というのは 修正が効くということを 半世紀過ぎて気が付きました。どうぞ、お悩みの方早めに トライしてください。

上手なトライで 良いものが得られるとおもいます。








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