アメリカでは ことのほか、ヒットしなかったらしいのですが
私的には結構ヒットの映画でした。
実をいうと、予告編やネット情報などで見ていた感じでは たいしたことなさそうと 失礼なことを考えていたのです。
ハリソン・フォードのハン・ソロのイメージが大きくて 他の人がやるなんて考えられないとおもっていましたし。
でも、 結果、スピンオフというより新たなる スペースオペラの登場!と とても面白かったのです。
まるで 最初のころの スターウォーズに戻ったかのようなきがしましたね。
最近のシリーズのスターウォーズは 何だか、重くないですか?
ダ―スヴェイダーの身の上話あたりから、 おもい感じがしていたんですが、
いつまでたっても、帝国軍に勝てない、レジスタンスの 犠牲者が どんどん、山積みになっていく話がおおく、 確かに宇宙戦争という 題ですから誰かとだれかがずっと、戦ってなきゃならないんでしょうけれど、この、悲壮感漂う戦いに
少し疲れてきています。
第一作の時は 一応、勝利で 華々しく最期を迎え ファンファーレが鳴り響きました。
結婚式にこの曲使った人がいたくらい、あの 表彰されるシーンは 明るかったです。
最近のは マッドマックスのような あれた 世界が多くて なかなか、 この中にいってみたくないなという感じです。ここに生まれなくて 良かった感があるといえば、わかりやすいでしょうか。
娯楽大作では ありますが 大叙事詩のような 雰囲気があって
やはり、重め。
もう自分が若くないせいかもしれないけど、 明るめの終わりの ちょっと、途中ハラハラの 宇宙活劇を求めていたのでしょう。
ハンソロは 重さは ぐっと軽くなり、でも、手抜きのない 緻密な画面作りで、
充分、楽しめました。
ルーカスフィルムの作品は 趣味に合います。
こんなだといいなみたいな 異国異世界の街や 住民、生物や風習、気候など よく 気にして作ってあると思います。
それでこそ、映画で見たいもの。
特にSFですから、見たことないようだけど、現実感のある、どこかにこういう世界があると思わせるところがいいのです。
以前のスターウォーズで 雲の都に住む、ランド・カルリシアンの住まいが あった、シーンのテーブルこものでさえ、気を配って作ってあって本当に感心したことがあります。
みる人をほかの世界に連れて行ってくれてこそ、映画です。
部分部分に、スターウォーズの香りもありましたが、貼られた伏線であったり、 今後に期待をもたせているようだったりするのも、ちえっくポイントです。
最近のMetoo運動も反映しているようにもおもえる、ストーリーなところが 最近の感じ。
昔は 女子のいる場所は 違ったよねと見たら、わかると思います。
CGが良くなっていて、ほとんどは機械とかは CGかもしれませんが トランスフォーマーなどによくみられる、機械の有機的な滑らかな動きは 今時の SF映画の大きな魅力です。
でも、ミレニアムファルコンは ずっと 変わらない形で 軽やかに飛びまわっています。
本題のハンソロの伝記も 良いですが時代を反映した あたらしい、キャラクターもでたり、 なつかしさ新しさ、いろいろとりまぜて 提供してくれる おもったより、お得な映画でした。
エンドタイトルに名を連ねるとある、大会社。
此方のせいで 安心してみられるスペースオペラになったのかなと気づきます。
いいですね、ぜひ、評判にめげず、この路線で、 楽しめる、スペースオペラ続けてほしいです。
H・Rハガードのスペースオペラがお好きな方は ちょっと魅かれるものがあるかもしれません。お試しください。