品よくサバイバルに子育て―子供の服大人の服よそ行き考

昭和の育ちの私が子供のころ、終末や出かけるときに

”よそ行きにきがえて”といわれることが 外出前には 必ずあったように思います。

別にパジャマやスェット上下とかで過ごしているわけではないのですが、

スモッキング刺繍の入ったワンピースとかが そのよそ行きに入っていて はくものもぱっちんどめと呼んでいた ストラップ付エナメルのメリージェーンタイプの靴。もちろんヒールはひくく、今でいうカッターシューズほどの高さのものです。

これらを 小学校卒業までくらいは ずっと使って居た覚えがあります。

まあ、動物園とか登山とか 山だの海だのなら またそれなりな格好になりますが、普通に デパートとか後は コンサートとか よそにお邪魔する場合などもこのスタイリングでした。

そのころ、テレビで はやっていた ”奥様は魔女”のオリジナルバージョンでは 主人公のサマンサが 外出時に手袋や帽子を つけている姿が 珍しくなかったようにおぼえています。

うちは 別に裕福でも何でもない サラリーマンの中流家庭でしたが 確実に大人も子供も よそ行きがありました。

いまの 普通の家庭より 服のもち数もすくなかったですが。

TPOという言葉も 今はあまり聞かないようです。

でも 当節 騒ぎになっている イギリス王室などの記事などを見ると 海外ではけっこう 気にされていることではあるのです。

日本は アメリカ文化に追従する傾向があるので ジーンズが流行れば それにならい、カジュアルウェアを 有名人が着れば それに倣い、というふうに どんどん、流れてきていていまは 総カジュアル時代のようです。

よそ行きが必要かどうかを ヤフー知恵袋に聞いている方への返答も 普段着とパジャマだけで らくにやっていますよというような方もいらっしゃるし、それはそれで リラックスできていいかもしれません。

ですが そういう生活でなくしたいとき、 就活でも、冠婚葬祭でも ここぞと 服で武装する場面に なったとき、急に 装っても

馬子にも衣裳、いわゆる 身につかない感がでてしまいます。

実際、親戚の子供で ずっと公立の学校で 過ごしてきて 中学生で中学生でしたが 葬式に急に出るのに ワイシャツも革靴もなく いそいで 買ったら 両方着慣れないし、あたっていたいとかで 困ったなどという場面もありました。

中学生なら公立でも制服とかあるところもありますが 、男子は 普通何れ ワイシャツにスーツになるので なれておいて 損はないのです。

きちんとした場面や 海外に旅行に行ったときなら、子供でもスーツにワイシャツにタイをしてもおかしくありません。

革靴だって なれなければ 痛いでしょう。

発表会で ステージに上がるのに スーツにスニーカーという子供も見かけますが

どちらかに合わせてほしいです。

スニーカーにするならカジュアルに、スーツならそれなりの靴もちろん合皮でも よいとおもいます。

コンサートなどもいまは 大人も子供も カジュアルで 行きますが

演奏者のために 服装の格を あげることを意識してないように思います。

演奏者が ブラックタイヤ 燕尾服を着るのは 冠婚葬祭と一緒で、 聞いてくださるお客様に 対する礼儀の表れなのです。聞く方も敬意をもってきくのが 良いとは思いませんか。

日本では 女の子は お洒落からドレスや 着物を着たりもしますし、やはり 切る場面も多いと思いますが 男女問わず、自分の服装に 気配りをもって 着こなせるほうが かっこいいのです。

日本の花嫁が ウェデイングドレスなどを 着ると身ごなしが 今一つで せっかくのドレス姿が 映えないときもあります。

ドレスは 日本人の体形には 似合いにくいような作りですが 胸を張って 背筋を伸ばして 着ると 素敵です。

膝を曲げて がくがく歩くことが お尻がつきだしてしまったりして かっこうがわるくなりますので 注意したいです。

すそさばきもちょっとコツはいりますが 結局は スカートさばきの延長です。

女性が、ほとんどパンツで 過ごす現代ですが スカートさばきを覚えるには やはり着なくてはなりません。

ドレスを着る機会の少ない日本社会ですが せめて よそ行きにスカートで 装って訓練をしてもいいと思います。

子供が幼稚園の年中さんのころ、一緒に出掛けた年長さんのお嬢さんが 電車の中で 据わるときごく自然にスカートを さっと自分の下に まっすぐ いれて 感心してお母さまにそう伝えたことがあります。

いわく、教えたことは ないけど スカートをはくことが多いからではをないかしらといっていました。

身ごなしをきれいにしたリ、服を着ることでもこれは もう積み重ねでしか 習得できません。

ちいさいころから かさねて 身に着けること、大人も 見本になることを こころがけたいものです。

ここでは 詳しく言いませんが 食事のマナーなども同じこと。

邱永漢という中国人の かたの エッセイにありました。

特に、女の子ですが どこにお嫁に行くかわからないのだから エリザベス女王と 食事しても恥ずかしくないマナーを 身につけさせるのは 親の責任というようなことを 書いていらっしゃいました。

さもありなんでしょうか。

実際、メーガン・マークルさんのような 芸能人では ありますが 一般人の方だって王室にお嫁に行くんですから。

今となっては どうなるかわかりませんが 日本の男性だって 小室氏のように

皇室のかたと 縁談になったりしましから、男の子だって気はぬけませんね。

らくに楽にカジュアルに 暮らすのもよし、でも私は らくに着こなせるカッコよさが いいなと思うのです。

今残念なのは 子供に似あう子供服が少ないこと。

遠くに小さい年齢の子供に似あうものと少女に似合う服がないと思います。

その時期にしか似合わない体系にも 子供の活動にも会う、大人のものを小さくしただけではない服が なかなかないようです。

海外の子供服のほうが 良い場合もありますが 体形などがちがったり しますので、 着られなかったりすることもありますし いがいと いま 子供服は難しい。

品の良い子供服が 少しでも残ってほしいとおもいます。







 


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