センスをおしえるというと なんだか日本語が変で 自分で書きながら引っかかりをおぼえるのですが。
でも これが ストレートに 言いたいことを 伝えられそうな気がするのです。
子供は 裸で 脳もとりあえず白紙状態で うまれてきて あとから まわりの環境からの刺激で 知識を付けていくわけです。
なので、いい加減な情報では いい加減な 感覚しかつかないとおもいます。
これが 情操教育とか いわれる部分です。
食べるものなどは 気を使いやすいところです。気を付けないと健康を害しますからね。
でも 情緒の部分の食べ物にあたるところも 気を付けないと あとから 直しは効かないのです。
最近の 日本の子供は おシャレといわれていますが 私は あまりすきではありません。
人間の成長過程で その時にしか似合わない服装が あって それにあっていたほうが ぴったりして センス良いように 思うからです。
子供の時だってTPOがあった方が いいと思います。
日本では 制服を着ている年齢の子供は 冠婚葬祭などや 時には 休み中の外出なども 制服で 出かけなくてはならないこともありますが 、なぜなのでしょう。
私は 私立でもずっと私服通学の学校で 特に中学以降は ドレスコードにあたるものが 厳しく、学生らしい 服装、先生にものを教えていただいているということを考えた服装を するように いわれていました。
トレーナーを授業中に来ていることは 運動着だから ふさわしくないと いわれましたからね。
ノースリーブもスラックスも 着用不可。
ジャンパーなども 先生に眉を顰められる始末。
いまなら 、考えられないかもしれないけれど でもいわゆるTPOを 考える癖は 身につきます。
TPOは
T time 時間帯
p place場所
O ocasion場合
これらを考えて 服装を整えるのですが、
ほかに 相手がある場合は その相手に敬意を 払うことも必要です。
たとえば 音楽界に行くとき 少しフォーマルな服装をするのは TPOのほかに 演奏する方への敬意を表すことになるのです。
オーケストラの団員がドレスアップし、指揮者が 燕尾服を着るのは おしゃれというより、聴衆への敬意の表れなのです。
冠婚葬祭も 弔われる方や 結婚される方への 敬意があってこそ 礼装を切るわけです。
この辺を 親もしくは 周りの大人が よく、かんがえ 服装に気を付けることが大事です。
小さいから何でも良いではなく 服を変える文化の一つとして教えなければならないと思います。
良く子供の発表会などで ドレスなのに 運動靴や 男の子でも 普段着だったり服は ジャケットなど着ても、靴は スニーカーだったりが よく見かけられますが ちぐはぐな服装は どうでもいい感が 出ますので 避けたいもの。
小さいころから よそ行きもしくは 特別な服をよういしておいて、 靴も合わせるべきです。
洋服は 靴まで 考えなくてはなりません。
大きくなったら 何とかなるという方もいますが なりません。
実際、養護施設で 育った子供が そういう場面のことが何一つわからなく 大人になってから とても困ったり苦労したりするそうです。
親元でも きちんと目を配って 教えなければ ほかに習うところはありません。
自分で 知ろうと思って 調べるなら別ですが、必要性を感じないで 育てると そんなこともないでしょう。
いまは 子供は 汚れていい動きやすい物を 着せることがメインのように見受けられますが 、実際の子供たちの服は 大人の服を小さくしただけのようにみえ、動きやすいのかどうかもわからないかんじですね。
おなかのでっぱった3.4さいくらいまでの子供が ウェストまでのレギンスやズボンで ずるずるしてしまっていますが このへんは フランス当たりでは オーバーオールエイジといって つなぎ系の肩まであるオーバーオールが動きやすいとされています。
トイレが不便かもしれませんが 肩に合わせればずるずるしません。
女の子も ジャンパースカートやワンピースにすれば ずるずるしないし、きちんと着られると思います。
これは 例えばのことですが 子供が その大きさの時にきれいにきられる、
いわゆるよい子供服が 日本では 少ないので 何だか 体にに合わない 子どもらしくない服を着てる子どもが多いのでしょう。
ニットで 伸びやすくていいとばかりにカットソーばかり着ていると、男の子など
襟のついているシャツを嫌がったりするようになります。
生活の中で服装にもメリハリをつけてやって なれさせることを するために 良い服をおとなが 見極めなくてはなりません。
私なども ごく洋風家庭に育って 着物の着方やしぐさが身につかなかったので もう 大人では つけられず、着ることに気が引けます。
和服はこれから どうなるかわからないですが 洋服は一生着なくてはならないのですから、スマートにきられるようにしてやりたいものです。
若い女性が 乗り物の中で 無防備に足を閉じ忘れたりするのも スカートのあしらいを教わってないからかもしれないと思います。
うちの息子の幼稚園の同級生の5歳のお嬢さんが据わるとき さっとスカートを お尻の下にうまく たくし込んできれいに座ったので お母さまにおどろいて たずねたら、いつもはいてるからかなと おっしゃっていました。
特に、注意してのことではないそうで、やはり、身ごなしは 普段の習慣からと思った瞬間でしたね。
といって、わたしが とてもよくできているわけではないですが それは いいのです。
親としてできなくてもこれが いいということを伝えていくことが 教育及びしつけと自分に言い聞かせてしてきました。
神様ではないから 完璧でなくていいのだと思います。
逆に自分ができなくて こういうふうに困るからあなたに教えると いってしましましょう。
悪いことならともかく、いいことなのですから。
男の子でも同じ、下げパンとかはおとなになって じぶんで ファッションをきめるときにとっておいてもらって メンズの基本を早くから叩き込むのがよいです。
多少のお金がかかりますが 常にジャケットと長いパンツワイシャツ、ネクタイ、革靴は体にあわせて 一セット用意しておいて 海外旅行のデイナーや 冠婚葬祭などでも着せて ならしておくと 将来借り物状態で 面接とかに行かなくてすみます。
からだに覚えさせることです。
そういう格好で きちんと座ったりさせておくと でんしゃのなかでパンダ座りする、お勤め人の若ものになるのを 避けられるかもしれません。