品よくサバイバルに子育て―生き残り子育て必要な時代

のんびりした時代、すくなくともこんなにいろいろがスピーディな時代には

こそだては違ったものでしたでしょう。

時代時代で それぞれ危険や むずかしさはもちろんあったと思います。

古代でしたら、天候や温度、ほかの生物も充分に脅威でしたでしょうし、中世や戦国でもそれはそれで いろいろ大変でしたでしょう。

でも、昭和のはじめごろまでは 小学生くらいの年代の子供は 学校の後、外で あそんでいたものです。

家に帰って、うちで作られた食事をたべて 早く寝なさいと叱られるような生活。

ところが、便利で 清潔で とりあえず安全なこの現代の生活でも 学校から帰るのに 家に人がいないので お弁当を塾で たべたり、小さい子も毎日保育園に通わなければならないし、両親も働いて 毎日が忙しく、週末はみんなが つかれながらも 一緒に過ごして います。

そして外出するので 疲れた子供がだだを捏ねているのを見かけることが多いですね。

大人もつけれているのに気の毒です。

最近、たてられている建売の家は 庭や窓が少ないとおもいます。

みんなが夜寝に帰ってくるだけのような家だから 窓からの明かりもいらないし、庭で遊ばないから駐車場のほうが必要なのかもしれません。

ある意味、子供を育てることが むずかしい時代になっていると思います。

特に日本は 福祉が良くないので、親が家族の責任だけで 経済的にも時間的にも 必死にならなければできなさそうです。

この必死さの中でゆったりした子育ては できません。

最近、絵本は 寝るときに読み聞かせるためのものになっています。

このやり方では 読書の楽しみは 覚えられません。

自分で読まないし、寝ることを 目的として読み聞かせているのですから。

読書は 他者の経験や 感覚を共感できる貴重な 体験の場です。

そして想像力が働いて それこそ ヴィジュアルな ものが 頭の中に出来上がっていくのです。

その子が 作るその子だけの世界を持つと 全ての感覚に 訴えかけると思うのです。

こんな事一つが足りなくて 、いじめたりいじめられたり、学校の勉強も理解できない、数学でも国語力がひつようですから。

其のまま、大人になれば 想像力の欠落で 自分の子供を虐待する親もできてきます。

現在の日本の教育の中では 想像力が育っていきません。でも 生き残るためには 予測を立てるための想像力が必要なのです。

かんがえて、危険をよみとって身を守ったり、相手の感情に共感できれば コミュニケーションする能力が高まります。

絵本の読み聞かせが いけないとは言いませんが 読書が それだけでは 意味をなさないことはおぼえておいてください。

ぜひ 寝るときだけではなく ちゃんと向き合ってよみきかせ、 自分でも読むように仕向けましょう。字を教えるということではなく、何度も読んでもらったり、自分で触れることで 自分で読むようになります。

携帯を使って子どもの、機嫌を取らずに本を読む癖をつけるほうが 役に立ちます。

自分で本を読む子は 静かに読みますからね。落ち着いた時間を過ごさせるくせも必要です。

そして そういうことのできない落ち着きのない子だと自分のところのこどもについて 思われる方、食事は大丈夫ですか?

リンの多い出来合いやレトルトの食品、スナック菓子、ジュース、甘いものなどが 多くないですか?

リンの多い食品を多く摂取すると カルシウムが リンと結合して排泄されてしまいますので、気分を安定させるセロトニンの量に影響があるといわれています。

アメリカの少年院で 荒れる子供たちに カルシウムをきちんと与えるようにして気分が安定して 荒れるこ都が減ったという研究もあるようです。

それでなくても成長期には カルシウムが必要ですから 。

就寝時間はまもれていますか?

小学校低学年の子供は塾から9時や10時に帰るのを見かけることもあります。

そのあと何時に寝て何時に起きるのでしょう。

うちでは 子どもを塾に一度も通わせませんでした。

受験も 小学校だけで あとは 続く私立でしたから、在学中も塾には行っていませんし、中学時代も行かず、高校は 海外の高校に留学させたので やはり塾はありません。大学も同じです。

全ての方に 経済的な余裕が あるとは思いませんが、もし、今の日本の教育に疑問を持つ方には ぜひ英語会話だけいかせて 留学も視野に入れることをお勧めします。

朝から晩まで 学校やら塾やらで 暮らすことなく いろいろなことをできると思います。

そうして 世界をひろげて 想像力もつけて 社会に対抗できる力も付けて

生き残れる 人間にしたいとはおもいませんか?

サバイバルにはいろいろな 要素が必要です。

親は余裕があったら、 多くの知識をもって子育てにあたり、 自分の時間の投資をとかんがえてしていくのが 結果、自分でもよかったと思える日が 来ると思います。

想像力の欠落した大人たちのせいで つらく短い人生を終えてしまった 子供たちに 本当に申し訳なかったと おわびしたい。

そんな意味でも 子育ての重要性があるのです。

まっとうな大人を作る作業です。






 

 


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