太った猫との暮らし方―本能は獲物のまえにめざめる

うちの2匹の おやじ猫たちは 生まれて2,3か月で もらわれてきて、母猫から

狩りは 習っていないはずと思っていました。

実際、野生を秘めた動物とか よく言われる猫が 一人で 狩りをして 獲物をとれるかどうかは 確認しようのないところです。

まだ、うちの連中は ひもやら転がるものやらなどによくじゃれるし(すぐ疲れちゃいますけどね)、レジ袋の縛ったものをおっかけたり、はこんだり、なかなか、能力がありそうには見えます。

といっても 下の部屋で 良く動くのは やせ型、ちい虎風のしまのほう。

おせじをこめて、いえば チーターにも似ているところがなくもない。

でも、家に来たばかりの時に、2回の廊下で Gをやっつけていたのは白くて、太いほうでした。

下では Gがでていなかったので その場面を見られなかったのかもしれません。

太った白のほうが ちょっとばかり若いので 機敏なのかとおもっていました。

二人で もめると、めちゃ弱いという感じですが。

最近は まるで 巨大ケサランパサランの雰囲気が漂っています。

先日、こたつを片付けたのに、しまのほうが 縄張りでガンはっているせいか、

全然、おりてきません。

で、オープンナイトにして何日かたった、2日くらい前、朝に獲物が 発見されたのです。

大きめのヤモリでした。

居間のカーペットの上で 絶命していました。

実際、どこから現れたのか、自然死してたのか、捕まえたのかがよくわかりません。でも、目がいきているようにきれいでしたのでい 前夜の獲物ということが 想像されます。

本体の腹部あたりに噛みあとがあるように見えましたが 大きな傷はみえませんでした。

そして、状況から、ハンターだったと思われる縞のほう。

まあ、よく寝る良く寝る。

その日、一日中昏睡かと思うほどずっと、寝込んでいました。

きっと、生まれて初めての遭遇と狩りだったのではないかとおもいます。

もしや、一晩中、かかったのかもしれません。

ヤモリはおとなしいですが、一応、噛み返したりする生き物ですし、何らかの抵抗もあったはず。

しっかり、本能が覚めてきたようです。

やはり、秘めたる才能があったねーと本人にいっても、すーすーすと。

、そして、昨日の夜は 壁にでた おおきめのGを ゆかで もてあそんでいました。

なにか、技があるのでしょうか、最初は気も付かなかったのに、上の天井近くにいるのを猫にきづかれ、 しょこしょこ逃げて行ったのに、結局、階段でとらえらえれ、下のリビングで ひっくり返ってわさわさしているのを、かまっていました。そのまま、上に逃げればつかまらないだろうに、なにか、おびき寄せるのか不思議です。

パートナーと二人で 眺めていましたが、ふとした好きに、背泳ぎ状態で Gが ラグの下にどんどん入っていってしまったのです。

めくってみたけどみあたらない。ええええええ

にがさないでほしいなー

ラグの上からジャンプして飛びついていましたが めくってみても。見つからないので 逃がしてしまったようです。

そうなったら、本人は 気にはしていても終わったので、もう、探し続けません。

能力発揮は最後までお願いいしたいです。

狩人猫様、どうか、半殺しで 逃がさないでくださいよー

すぴすぴすぴ。

一説には Gは追いかけたり、怖い目に合わせるとほかの仲間に連絡して

”エーあそこの家怖ーい、行かないようにしよう”というらしいなどと いわれたりもしています。

まさかね、怖い猫がいるから行かないと、避けてくれればいいのですが。

Gが好物のヤモリは やっつけちゃうし、うまくいくのか、行かないのか、難しいところです。

で、この、やられたヤモリの写真をみた、 専門の人から これは カルシウム不足の症状のこぶのようなものが 首の脇に出ているので、卵を産んだばかりのめすとおもうという診断ももらいました。

願わくはたまごがかえって、Gをたべますように。

そして猫からは逃げおおせてほしいです、きみたちには悪いけどね。

ねえ、きいてます? すぴすぴすぴ。





 

 


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