海外ロマンスにヒントありレデイースライフ―見合い結婚から愛はうまれるのか?

自分が 恋愛結婚なので 見合いというものが 実はよくわかりません。

でも巷で ”あの夫婦が仲が悪い”などというと ”お見合いでしょ、しょうがない”という 会話のパターンは よくあるのではないでしょうか。

いわゆる お見合いは 一昔前の 仲人をしてくれる人などの紹介で両人を 結婚を前提に引き合わせるものと 認識しています。

釣り書きという 学歴や 職業、親についてのことや 健康についてまで 詳しい資料を やりとりするらしい(経験ないので確かではありませんが)

で、 気にいれば 愛だの恋だの以前に 話をきめて 婚約の運びとなるわけですね。

ロマンスの世界、特にリージェンシーにかかれる、貴族を中心にしたイギリスの上流社会では お見合い風のパターンだったり、 政略結婚や、資産や爵位などのため、また 名誉や 身分の便宜上で 結婚するパターンが とておおくあります。

その中で 愛だの恋だのになるから ロマンスが成り立つんですね。

 

同居生活 リサ・クレイパス

危険な公爵を夫にする方法 ジュリア・ロンドン

ささやきは甘く野蛮に エマ・ワイルズ

この3冊の ヒロインとヒーローは どれも 様々の便宜上で 愛のない結婚を始めます。

たいていは家族のための理由ではありますが、 その崇高な行いに自分は 満足したいと思いつつ、隠された情熱の持ち主なので あらぬ方向に気持が うごいて らしいストーリー展開になるのです。

人間は 欲張りなもので 経済や身分の満足した状態では 満たされないところが 心にできてきます。

お見合いも似たようなものなのでしょうか。

知らない同志が 出会って 結婚するわけで 暮らしはじめたら 今まで見えないところがみえてしまったり、 悪い風に感じ始めたりもします。

もちろん育った環境の違いもあるでしょうし、家風などもあるでしょう。

でもそんななかで ヒロインもヒーローも 自分を みなおして 感じ方をかえたり、相手の話を聞いたりしながら 紆余曲折を経ていきます。
野蛮な人だったのが男らしさだったり、遊び人だとおもったのが、人当たりのよさだったり、世の中に詳しかったり、
不愛想な人が実はシャイだったり、よくあるパターンです。
こういうことを 女性は うまく見抜いていって なおかつ、 上手に良い方へ引っ張っていくのです。
よく掌で 転がすとか言いますが、女性こそ男性を掌で ころがしましょう。
機械に似たところがあるのです。
あつかい方間違えると うまく使えないところなど よく似ていますね。
男性はシステムが 単純なつくりですが、 使い方は むずかしいので 賢いヒロインは 成功するのです。

もちろん、 おはなしですからね。

そう、うまくはいかないと思うかもしれない。

じっさい、恋愛結婚の人でも 数年たち、子供も生まれ生活に飽きてきたり、疲れて来たりするとつい文句が 湧き出てくる方がおおそうです。

この連休前も カフェでおしゃべりする小学生か幼稚園生くらいのお子さんのママチーム。

10日も家にいられるなんて 本当にめんどう

とか

最近、会社からまっすぐ帰ってきて やなの

とか 聞こえてきました。

あれあれ、きっと盛り上がって 愛をどちらかの神様の前で きっとお誓いですよね。数年で 覚めてしまっては 寂しくないですか?

実際、日本の 男性は会社人間だったり、 育ち切ってなくて 父親にも、夫にもなかなかなじめない方も まだまだ、いらっしゃいます。時間が必要かもしれない。

家庭って 夫婦、つまり男女(今時としては愛し合うカップルなら 同性ももちろんありですが一般的に)二人が 愛と手を取り合って 中心になって 作っていくんだと思うのです。

色んな、トラブルなどで 壊れてしまうことも多いかも知れないけれど、ゼリーのように熱くなったらとけあって、 さめたら しっかり固まっていってほしいとおもいます。

子供たちも 家庭が しっかりした土台にまずなるんです。

ロマンスの中では 結構、いろいろおきて かく ヒロイン、ヒーローの心の葛藤も 書かれています。

何時も、思うのは 冷静に、自分の気持をきちんと把握した人が勝ちかなと。

そして 視野の広い人がお得、ポジティブシンキングは 勿論ですが。

長い、人生いろいろな人に会えるかもしれないですが、錨を下せるパートナーが 一人いるのは 安心できることです。

そして 人間は完全なものではないと 何時も 思えること。

見方を角度を変えることのできる 柔軟な気持ちを 持てること。

そうすることで 不満ばかりの眉間や口元の不満げなしわのできる 顔にならないで すむのではないでしょうか。

最近お見合いはぐっと、へって 結婚紹介所などが 婚活のお手伝いをしてくれています。

自分の責任が大きく出てしまう 婚活事情ですが、この広い世の中で、 自分が選ぶ相手です、多少の運命もあるかもしれない。

人は 一人より二人のほうがこころつよいもの。

そして めでたく結ばれたら 良いパートナーになれるよう、自分も幸福になれるよう、ロマンスからヒントを探してみてもいいとおもいます。

うちは もうすぐ40年のアニバーサリー。

続いた秘訣は?と

時々たずねられます。

”忍耐よね”とかえしますが、本当は 一番は 決してお母さんにならないことと

おもっています。

一人大奥とか 一生愛人とか、どうでしょう。

お相手が 認めてくれればですけれど。

お互いに只の友人の共同ライフで良いという方は それでもいいですけれど。

出会いから 一生の愛人関係なんて なんとも ドラマティックで ちょっと楽しいと私は思うのです。

愛は生まれるのではなく発掘して 行くものかもしれません。

誰の心にもきっと 埋まってます。










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