和気あいあい夫婦死ぬまで続けるぞ―定年後カップル努力生活

たいそうなタイトルを付けてしまいましたが

発端は 最近、若い人の結婚式に出たことからです。

新郎はイチバツ2度目の 30代前半の二人。もうすでに籍も入っていますし 何年か同棲してうまくいっているようでしたので、結婚式も披露宴もぎくしゃくしない本当に うれしそうなカップルで これがずっと続くようにと 祈ってしまいました。

日本人の夫婦は 昔はお見舞いで 今は 最初だけ恋愛だったり、友達カップルてきなものだったりで 年齢が上がっていくうちに 二人が疎遠になっていくのが 当たり前で なんだか せっかくのカップルなのにもったいないなと思うことがしばしばです。

自分のことを言わせてもらえば 女子校育ちで かたい家庭だったので 学生同士の恋愛経験はなく 高校の時に出あったパートナーと短大卒業まで 付き合って 結婚しました。

以来、、子供も二人育てましたし、片親だったので 義理の親としての姑も おくりましたし、 いまはリタイア家庭で ともに 仕事にもついていないので とりあえず、朝昼晩と一緒という生活です。

勿論、それぞれで ジム行ったり稽古ごとに行ったり、友人付き合いをしたリもしていますから ずーっとくっつきっぱなしではありませんが、きほん、一緒に休んで一緒に起きてきょうどうする?という感じです。

で どうかと。

わたしはまったく この生活は 嫌ではないといえます。もちろん、男性が家に頑張っていますから部屋は散らかります。

そして余計なところは あれこれ 小言や指図はされます。

食事は基本三食私が用意するし、後片付けもします。洗濯もオフト掃除も私がします。経済的なものだけは 彼がこの日のために用意した投資からと不動産の収入でまかなっています。

わたしはパートにはいきましたが基本は専業主婦でした。

それで神様のように良い夫で 幸せに喧嘩もなく暮らしたかというと それはもめたこともふつうに喧嘩もたくさんあります。

普通ですね、違う家に育った大人同士ですから意見が平行線なこともたくさんあります。

私の実家の親は ふつうの日本の家庭で 夫婦仲もよくなく、 母は父の悪口や小言をいつも探すように言っていました。

父も母の気に入らないことも曲げませんし、歩み寄らないカップルでした。

それを見て育った私はそのようなことは たくさんだと思っていましたのでいまのいままで 努力して暮らしているのです。

勿論譲れないところもありましたし、 平行線で自分がおれておさめたこともありましたが 20歳で結婚して もうすぐ40年。

今でも、良かったと思えています。

期間が長すぎて こまかくいろいろ説明しているときりが ありませんが

一番重要なこと。

いうべきことと、言わなくていいことの使い分けです。

ここで はっきりさせたいのは 男と女は 平等かもしれませんが 生物としては メンタルな部分が かなり違うということです。

遺伝子の力は おそろしい。

ほかでも書きましたが男は 古来 狩りに出て 獲物を集中して追うのが 仕事という生物。

人類以外の生物では 代わりばんこで 餌をとったり子育てしたりするものも多くありますが、人間は 狩りは雄、子育ては めすという 形の生物の様です。

ですから、まだ 進化途中ですので 本来の追う仕事向きにできていると思うのです。

単純に狩りに集中するのが良いので、 あまり多くのジャンルの仕事をいっぺんにこなさない。

そこは女子=雌の分野と思います。

ですから文明的な生活でも いろんなことをいっぺんにするのは苦手だし 苦労する部分であるのです。

かんたんに言えば お買い物、いくつか頼んで、一つでもちゃんと買ってきてくれればよしと わたしはします。

買い物だって、行って、品物を探してえらんでと 多くのことが重なると 楽しんでやるならいいですが 頼まれなどだと 苦手でしょう。

というわけで あまり過大な期待は しないで シンプルにしてほしいことを 期待するか 本人のモチベーションのあがることを してもらうのが向いています。

世の中に引きこもってしまう方が 多くいますが ほとんどが 男性のようにみえます。男性は 変化に順応するのも大変だし、ストレスも感じやすくできているようです。

フランスの女性は 男は 不器用なかわいそうな存在なので 大目に見てやらなくてはいけないと思うらしいですね。

まあ、生物学的には 雌がさきで 、あとから雄ができたらしいので  いろいろ無理もあるのかもしれません。

そしてでは具体的にはどうするか。

まず、口の立つ女性が言いこめるのは やめたほうがいいと思います。

それが正論でもあっていることでも、言い返せないくらい こちらが言い募ると

暴れます。

よくちゃぶ台返しとか言いますが あれはそういう いってはならないレッドゾーンに踏み込んだ結果ひきおこされることが多いのではないかと おもいます。

小さい、男の子どうしが すなばで けんかになって 砂投げたりぶったり、おもちゃをなげて けんかになったりしますよね。

あれは わからんちんどうしで おきることだし、女の子が やたらと言い負かすとまた同じことがおきて 男子の母ははらはらします。

この パターンが 一生続いていると 私は 40年近くの結婚生活の半ばには気が付きました。

特に、大人の男性では プライドが高いので その辺の機微が 重要になります。

わかいころ、言い方が悪いとかでよくけんかしたのが いま思えばそこのところなのですね。

そして そのめんどうな 男子チーム年を取ると集中力がおとろえて 人の話を ちゃんと聞かなくなります。

意図的ではないんでしょうが ”そんなこと、きいとらん””の 世界です。

日本人だけかとも思っていましたが 世界中アダムの遺伝子は 多かれ少なかれ、影響はあるようです。

ニュジーランドに留学し、そのまま卒業後オーストラリアに住んでいる女子も言っていました。

そこで いいかた、ききかた、言わなくていいことはいわない、シンプルにたのむ、過剰な期待はしないなどのポイントが出てくるのです。

地雷を踏むとか踏まないとか、言ういい方もよくありますが、本当に 言葉の一つ一つで 地雷を踏むこともあります。

面倒かもしれませんが 実に言葉一つで 相手の態度が180度違います。

ここ、面倒がらず かんがえてするのがお得です。

間違えると尾を引いたりしますから かしこくなることをおすすめします。

もし無理だったら まちがえたら 誤ってしまいましょう。

それでも、トラブルこともあるかもしれません。

でも 気を付ければ最低限にできるかもしれません。

妻の皆さま、結婚生活にはいって じぶんが 多くの他人の中から えらんで 愛していたかどうかはともかく すくなくとも 一緒に暮らしたいと一度はおもってきたひとである 夫たるひと。

ながくいっしょにくらして いろんな家庭の歴史も一緒に作ってきた人たる夫。

せっかくの、この縁で 一生幸せに暮らせたら どんないいいと思いませんか。

女子は 家庭内の総合職で、 家庭内CIAで 台所魔女となり なおかつ 賢き母にもなれる人材です。世の中や 男性の多くがみとめなくても 実際、女性が ながきにわたり、してきたことのささえがあって、 今の世界はあるとおもいます。

そして、そとで狩りをする能力のたかい男性の低い部分は 高い部分の反面ともかんがえて うまく、いなしたり、補助したりするのではどうでしょう。

こどもが 大人のもめごとを理解して 戸惑った表情を見せ始めたときに 私は 夫婦喧嘩は とりあえず、自分からおれるようにしました。

そのときによって いいかたがわるかったとか とりあえず昨夜ごめんとかなんでもいいのです。

すんだ もめごとは 後を引かないように。

かさなっていくと 思わぬ方向に行ってしまいます。

すばらしい結婚式で 二人とも かがやいていた カップルの輝きが ずっとずっと続きますように、願ってやみません。

前述のように 物言いに、気を付けたりすれば だんだん、あいてにもつたわって

和やかにはなしあえるようになります。

わたしは フランスの女性のように一生恋していたいと思います。そうだとしたら

身近にいる 自分のパートナーが 中身もよくわかっていい相手ではないですか。

安全だし。

一生愛人と思ったらどうでしょう。どこかへいくのも予定を合わせるのも簡単だし、いつも一緒で普通です。

わたしのお相手が とくに 素晴らしい人だったとは言いません。

でも みんなそれぞれ 気にいって一緒になったのでしょう?

その気にいり部分をずっとそだてて 未来へ続けたらどうでしょう。

クルーズなどに行くと 素敵なシニアの海外カップルをおおく見かけます。

90過ぎてもなかよくすてきなかたも いらっしゃいます。

ふたり、長生きできたら目指すのはその境地です。

いい出会いにめぐりあえなかったり、縁や相性が悪かった方たちには申し訳ありません。良い時がきますようにと しかいえませんが、人生はいろいろですので 未来はこれからです。

新婚さん一生つづきますように。


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