最近の練馬区ワイルド事情―パニック寸前生物遭遇

練馬区は東京でもはずれにあって、

お天気予報もさいたま県で見たほうがあっていたり、23区ではありますが、

いたって、ローカルカントリーな ところで 都心まで 1時間かからないで行くことができるのに、緑も畑もあるような 比較的のんびりした地域です。

石神井公園という大きな 風致地区もあり、整備が遅かったですが、最近は 副都心線も乗り入れ、西武線も 高架化がだいぶんすすんでいます。

それでも、戸建て住宅も多いし、街路樹のある歩道もあったりしますし、自転車で あっちこっち、走り回るのは 暑いながらも楽しいきぶんになれます。

私も、午前中電動自転車で、 朝日を 浴びなきゃと出かけておりますが、

生後3か月から今に至るまで ずっと、練馬区に住んできて、はじめて とあるものに遭遇いたしました。

昔はたくさん、いたらしいそのお方、車にひかれている姿は 目撃体験がありますが、ライヴでなおかつ、困っている様子のシチュエーションは まったく初めてでした。

それが こちら。

微妙に形が スムーズでないようで この暑い日中のアスファルトのうえで

移動中でした。

こんな感じで によろにょろと いかにもの動きをしておられましたが

あれあれなかなか、すすまない。

首のあたりが妙な角度なので 一回車にあたってしまったのかもしれません。

しばらく見ておりましたが、いかんせん、進みがわるい。

向こう側から、女子中学生がきましたので、

”きをつけて、へびがいるよ”というといっしゅん、立ち止まってみたとたん、

”ぎゃあああああああー”と はしっていってしまいました。

まあ、さもありなん、練馬区とは言え、東京都のこどもですから、

仕方がないですね。

でも、意外と、ほっそりのこのすがた、はて 何の種類かちょっと、わからない。

あおだいしょう?って あおくないし、蝮のような険悪な顔でもないし、

もしかしたら、迷子か逃げてきた子か捨て蛇なんて言うこともあると

かんがえつつ、5.6分まちましたが、 一考に進まずにS字を書き続けるので 仕方なく、そこらに落ちている棒切れを拾って とりあえず、ひっかけて、移動を こころみました。

引っかかるのですが、向こうも慌てるので するりとおちて裏返ってしまったり、 なんどか拾いなおして、道路の反対側の 畑の隅の草むらに移動、成功しました。

こんなお顔でした。

とりあえず、またひかれて、無残なことになるのを免れてよかったですが、

まだ、この辺に野生のがいるのかもしれないと思うとちょっと うれしいです。

練馬区は たぬきとか、外来のハクビシンとか にげた野良アライグマとかがいるらしいのですが、やはり、ネズミがふえていて、 けっこう、こまっているのです。ホームセンターに行くとネズミコーナーがあるほど。

狐が ネズミは 良くとってくれたらしいのですが、狐はいなくなったし、まず、猫がみんな室内で 飼われていますから、外のネズミは天敵が少なくてにぎわっているのではないかとおもわれます。

蛇はネズミをたいじしてくれるのですから、やくにたちますよ。

人間は結構嫌いな方がおおいですが、毒蛇でなければ いても、いいとおもいます。

ただ小鳥は とりますので そこは注意。

まあ、良かったと思っていた、 翌日の朝、出かけようと玄関を出て 絞めたドアの眼の高さ(身長159cmくらいです)よりちょっと上のところに I氏が ついていたのです!

うーん、これはちょっと 困った展開。

しっかりくっついていて、太さが1㎝、長さが6cmくらいある、いわゆる、ガの幼虫です。うちの玄関は 前につるをはわせている、デラウェア種のブドウと さるなしがからみあった、植物カーテン状態なのですが、きっと、そちらにすんでいたとおもわれます。

垂直になっているところをみると、この大きさでは 脱皮ではなくもう、繭(蛾は眉が多い)を作りいきぶんかもしれない。

手でつまむのは これは 無理!このむっちり感は 絶対無理。

それに、ガの幼虫は気が荒いので、持とうとでもしようとすると、体中をぶんぶん降って暴れるので 絶対無理。

仕方なく、パートナーの畑用具の支柱で、ちょっと、つついて(かなり力いります)落ちてもらいました。

案の定、ご機嫌を損じて あばれております。

で、支柱を差し出しますが、くっついてくれません。おしても、ばたついて、うまく移動しません。しかたなく、ちょっと、いたそうですが、箒で 塵取りにはきこんで、 土のあるところに移動してもらいました。

本人は かなり不本意だったと思いますが、こちらもそこは 繭禁止におねがいしたいところ。

お互いに事故なく ことはすみました。

このカーテン状態で もう10年以上たちますが こんなことは 初めてです。

確かに;食後の落し物は見かけるので 何かはいるだろうとはおもいましたが、

こんな、立派なI氏とは。(アルファベットのアイ氏です,通称の頭文字ですね)

それにしても。玄関ドアについてましたから、開け閉めの衝撃で おちてきたり、バッグにはいっちゃったりしたらとかんがえると、恐ろしいですね。

決して、すごく好きというわけではないですが、走り去るほど嫌いではない者との遭遇。

今年の暑さもなせる業か、何かの異常なことなのか、よくわかりませんが、

人によっては トラウマ必須のパニック数前遭遇でした。

2度あることは3度あるといいますが、余り妙なものには もう、合わせてもらわなくても、いいんですが。

きをつけて、歩きたいと思いました。

練馬区の暑い夏の初めの出来事です。

I氏に関しては 出がけで慌てていたので、写真は撮り忘れました。

ですが、かなりな ショッキング画像になったかもしれませんから、かえって良かったかもしれません。

 






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です