おばちゃんフラメンコ苦労譚ーバタデコーラああバタ!

恥ずかしながら、フラメンコを始めて、10年以上になってしまいました。

バイレ歴10年プラスというところ。

最初に行っていた、スタジオの大御所の先生は 、年数で上手になるとは限りませんねと おっしゃっていましたが、たしかにそうで、年数を重ねれば重ねるほど、

わかってくるだけに、格好よく踊れていないと がっくりです。

勿論、長年おしえてくださっている先生の方ががっくりですよね。

教わったら、忘れないでねとおっしゃいます。

ほんとにそう、忘れたくはないです~

でも、体にすぐ叩き込める若さもなし、頭が納得して、やっと体にはいってでも、ちゃんとはできないおばちゃんですので、時間が必要です。

で、前のスタジオは弟子先生に教えてもらっていましたし、求められるレベルが 高すぎて ついてゆけず、こちらのスタジオにうつってきて、おかげさまで 鍛練されております。

前のところでは アバニコもコルドべスももちろん、バタデコーラなどいつになるやらという位、遠い物でした。

でも、こちらでは 早いうちから小物を使わせてもらえます。

初級の方でも アバニコもって、グァヒーラヤコルドベスのガロティンも習えますし、中級過ぎると、バストンのシギリージャもおどれます。

ちゃんとできるかどうかは別ですが、その腕に見合った振付をしていただいて回数していくとだんだんなれてきますので、楽しいです。

”一生に一度はバタデコーラが来てみたい”と あこがれを語っておりましたら

すぐにかなってしまいました。

最初は グァヒーラ。もちろんバタのほかにアバニコももっていました。

もうほんとに冗談ではなくばたばたしてしまい、お粗末でしたが それぞれの好みで作った色も華やかな バタデコーラに身を包んで 夢中で踊りました。

そのあと、一回、回、おいて、カラコーレスこれまた、アバニコもち。

そして、3回目、今年は アレグリアス!

喜び一杯にバタを振り回したいところです。

バタデコーラは 自分より、後ろに動物のしっぽのように、長く伸びた ドレスで 今は 出来合いの安いスカートを使っていますが、本来は きちんと体にあわせて 仕立てた、ワンピースがのぞましく、体にきちんとついた衣裳で 特にクエルポと呼ばれる、体幹の筋肉を使って、尾を回すのです。

3回目になっても、へろへろだったり、ぶんぶんまわしたりして

専制から”愛がないわね、バタに対する愛がー、もうバタがかわいそう”とか

”あー色気がないわー”と もうびしびし、いっていただいています。

かわいがっているんですけれど=きっと足りないし、通じてないのかも。

このこと一緒には ステージには出ないで、ワンピースの衣裳とステージに上がるのですが、体形が変わってきつくて今、着られないのです。

腹筋がついたと思いたいんですが、脂肪が筋肉に代わるなんて うそで、筋肉の上には もとからあった、脂肪が鎮座ましますから胸のアンダーバスト部分が きつい。

 

勿論、お直しできるように、作ってもらってありますが、ダイエットして何とかしたいと頑張っておりますので、いまはどうか、ファルダデコーラちゃんに仲良く一緒にやっていってほしいんです。

こんなに大変なこと、頑張る必要があるのかとかちらっと思ったりしますし、ステージに上がるのは苦手ですが、身にまとうと本当に、気分が上がって楽しい。

着るだけでオキシトシンでてるとおもいます。

ふまないようにします!
気合入れてまわります!エレガントにもちあげます!かわいくゆらゆらします!ふんわり回します!
思いも込めて踊ります!

バタデコーラの神様どうぞ、私にアイレをお授けくださいませ。

バタデコーラ可愛がりますから!





 


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