音と声にこだわりがあるというと すごいハイレゾとか 言うことになりそうですが、そんなことでなくシンプルなお話。
先日 ボズ・スキャッグスの we’re all alone を 女性が うたっているのを 聞いたんです。曲はいいから さらっと backミュージックにはいいでしょう。
でも ボズの声で うたうあの歌は 情景が しっかり浮かんでくる、ヴィジュアルな 音と思っているんです。
あのちょっと 高めの 余韻のある声で うたってこそ 伴奏の音色とも あって
夜のくらい窓辺が 見えてくるんです。
リメイクで 音楽は オリジナルでない 人が歌う場面が けっこうあるものですが ものによっては オリジナルの人にしか だせない シーンがあるのです。
ユーミンの曲などもあの人の ちょっと外れそうになる あの声で うたうと歌詞の色合いが濃くなり また ヴィジュアルになってくる。
これは 自分の 音楽を聴いてきたときの 刷り込みがなされていて このようにしか考えられないのかもしれないのですが、 どうしてもオリジナルの声で うたってもらわないとしっくりこない。
映画や海外ドラマも一緒で 吹き替えが しっくりこないものが おおい。
最近、なぜか 吹き替えが 多い映画が増えていますが つい見る気がなくなってしまう。海外のもののをスクリーンで見るならば それなりの言語で聞こえてくる方が しっくりくるのはもちろんのこと 吹き替えでは 翻訳もあっていなかったりして がっくり来ることもあります。
昔それこそ2重音声なんかなくて 吹き替えでしか みられなかった海外ドラマも 一度オリジナルで聞いてしまうと どうしても物足りません。
本物の俳優の肉声を知っていると 吹き替えが 勘弁ならないときもありますし、最近の声優さんでなく下手なタレントやお笑いなどに吹き替えられると違う映画化とおもう程クオリティが下がったきがします。
逆に今度アニメが 実写になって本物の役者さんが 演じるとよほどイメージが合わないと みたくない。ガッチャマンなどは 実写版がっくりです。マーベル物は 比較的良い出来ですが。
このように わがままな エンターテインメントの好みを持っていますので なかなか、気に入るものがなかったり みられなかったり まあ嗜好品ですから 自分の趣味に合うものを追求すればいいのですが、映画などは ぜひ 字幕も必ずしっかりしてほしい。たとえディズニーの子供向けアニメでも。
スタートレックのテレビシリーズもERも 吹き替えを見ていて 英語のものを聞いたとき新しい番組に出会ったかのように 楽しめました。
昔の海外ドラマも今ぜひ、本物バージョンで見たいなと思います。
かなわぬことですけれどね。
じっさい、 こういうものだけでなく、本も原書が 実は いいんですよ。
英語を一生懸命勉強する価値はあります。
ロマンス本だって 英語で読むと 何だか雰囲気が違います。
ムーミンだって ほとんどの方が 漫画と思っておいでですが あれは 北欧の
妖怪や妖精がでてくるけっこう おどろおどろしいところのある児童書です。
昔話は けっこう怖いものが多いけれど ムーミンも不思議な世界で これは 日本語の翻訳本でもかなり レベルは高い。
日本は なんでもアニメにしてしまいますが アニメで良いものと アニメにしたらいまいちなものがあると思います。
有名なハイジだって フランダースの犬だって アニメは 安っぽくて いまいちでした。逆にタツノコプロのガッチャマンや キャシャーンや ヤッターマンなどは マシーンや キャラクターデザインが 現実では 表現できない 作りですから アニメのほうがいいとおもっています。
紙の本が 売れないとか 書店が つぶれるとか いわれていますが 紙の古い児童書が 好きな大人が いますので 応援しているので がんばってほしい。
本当の本好きは 電子書籍派いまいちな 感じがします。
単なるすり込みかもしれませんが 説明のできないこだわりが いろいろあるのです。