色の感覚はとても 面白いです。
色は 目の中の色素を感じる細胞で 見分けているので 人間は それが たくさんあるので こんなに色彩豊かな世界になっているらしいのです。
犬とか猫は 白黒とか言われていましたが 聞いて見られないので 定かではないようです。
昆虫は花の色がわかるとか ほかの生物も 必要に応じて 色覚があります。
そして、文化的になるともっと 面白いことに 色の持つ意味がいろいろ 変わってきます。
私が 面白いと思うのは これは 男の子の色、これは 女の子の色と分ける
分け方です。
如実なのは ピンクと ブルー または 赤と青ですね。
日本では ピンク等の赤系は 女子向け
ブルーの系統は 男子向けの傾向が強いです。
新学期の 文房具売り場などの 筆箱の 色分とか よくわかるのは お手洗いのマークとか インテリア。
たいてい 男性は 青。
女性は 赤となっています。 海外でも たいていそういう表現です。
でも 古くなりますが 中世ぐらいの ヨーロッパでは ピンクは 血をうすめた 色ということで 男性向けだったそうです。
いつから、女子のピンクになったのでしょう。
万年女子の私は 実は ブルー好きで 赤、ピンクは どちらかというと 好みではなくて たいてい ブルーを 選びます。
パートナーは 男子でも赤好き。
まあ近頃は 皆いろいろですが やはり 着物では 、年齢も色分されているし
男性の スーツの 売り場などは やっぱり 青系ですね。
似合うかどうかということでは 本当に 人それぞれです。
文化の中で 身に着けるものに 身分とかの 制限があったことで 今につながっているのでしょうか。
時代によって変わるものもありますね。
喪服なども むかしは 白を着てたらしいです。
先日 友人が 法事で黄色い着物を 来ていた 写真を みて もしや これが 半喪服というようなものではないだろうかと とても 興味をひかれました。
いまは 喪服は 黒が普通です。
ウェディングドレスも ビクトリア女王が 白を着るまで 特に色の決まりはなかったそうです。
和装の 白無垢もいつからでしょうか。
昔は 良いものを着ればよかったようですから。
消防車は 赤ですが 外国では違う色のものもあるようですし 警察の車でも国によって違います。
それぞれ意味もあるでしょうし、文化的背景もあると思います。
光の強さも 色を決めるときに 影響するようです。
北と南では 光の中で 魅力を感じるいろの きっと色感がちがうのですね。
自然の中の 光が 見せてくれる 人間に可視の色は 同じですが 個々の細胞の数が 微妙に違うらしいと いわれています。
もしかしたら、 同じようで 違う色に 見えているのかもしれないと思うと 不思議です。
かように 生物は 多様性に 満ちていると こんなことからでも
感ぜずには いられません。